会話を楽しみながら歩く「きっかけウオーキング」参加者=徳島中央公園

 徳島市体育振興公社の中高年向け運動プログラムが人気だ。「きっかけウオーキング」と体操教室「ハツラツリズム体操」で、体力に不安のある人でも続けられるように、週1、2回にとどめ、各人のペースで取り組めたり脳トレを取り入れたりと工夫しており、参加者は徐々に増えている。

 2012年に始まったウオーキングは週2回。徳島中央公園のコース約2キロか、市陸上競技場(同市南田宮2)の外周約800メートルを巡る。午前9時半から45分間、自分のペースで歩き、途中でやめても構わない。当初の40人程度から増え続け、今では各回130人以上が参加している。

 15年に始まった体操教室は週1回。50歳以上が対象で、2人一組になってゴムボールでキャッチボールをしたり、ダンスをしたりする。キャッチボールでは、互いに「上」「下」などと号令を出し合って投げ方を変える。号令を野菜の名前に置き換えるなどして脳トレ効果も狙う。参加者は当初の80人から120人に増えた。

 体操教室を受講する寺井愛子さん(67)=同市国府町府中=は「動きを間違えてもかまわない雰囲気があって、楽しい」と話す。

 運動前後のストレッチにも気を配る。特定の部位だけを伸ばすような負担の大きい動きは避け、参加者の様子を見ながら内容を変える。「腰痛がある」など個別の相談にも応じる。

 講師を務める公社職員の大林稔弘さん(43)は「健康状態に応じて方法を変えることが大事。その人に合った指導を心掛けているので、気軽に参加して」と呼び掛けている。問い合わせは同公社<電088(654)5188>。