出荷時期を迎えたヒオウギ=神山町上分

 京都の祇園祭(7月1~31日)を彩る切り花ヒオウギの出荷が、産地の神山町で最盛期を迎えている。

 ヒオウギはアヤメ科の多年草。生け花の花材として使われ、直径約5センチのオレンジ色の花を咲かせる。祇園祭では縁起物として旧家や商店などに飾られる。

 10アールの畑で栽培するJA名西郡日扇部会長の竹内良明さん(69)=同町上分=は、つぼみを膨らませた高さ80センチほどのヒオウギを鎌で刈り取って収穫。50本ずつ箱に詰めて京阪神の市場に出荷し、1箱7500円~1万円で取引されている。

 竹内さんは「伝統ある祇園祭を華やかに演出してほしい」と話している。出荷は7月20日ごろまで続く。