牧草地に放たれた乳牛=三好市西祖谷山村の腕山放牧場

 三好市西祖谷山村下名の県営腕山放牧場で1日、乳牛の放牧が始まった。牧場に通じる市道の工事が6月末まで行われていたため、例年より約1カ月半遅い。夏場も涼しい高地で10月下旬まで過ごさせ、良質の乳を出す牛に育てる。

 石井、上板両町の酪農家7戸から生後9~28カ月の22頭がトラックで運び込まれた。県畜産振興課の職員らが体高や胸囲を測った後、約22ヘクタールの牧草地に放すと早速、草をはんだり、元気にじゃれ合ったりしていた。

 同牧場は標高1100~1300メートルで、平地より気温が6度ほど低い。暑さを避けることができて食欲が増すほか、傾斜地を歩くことで体力がつく。10月28日の下山時には、体重が1頭平均で50キロ程度増す見込み。