高齢者の事故防止を呼び掛けるカード=徳島西署

 高齢ドライバーの事故抑止に向け、徳島西署は運転時の注意点をまとめたカード千枚を作製し、街頭キャンペーンなどで配布している。車内に貼り付けて、緊張感を持ってハンドルを握ってもらう。県内の今年上半期(1~6月)の事故死者31人のうち高齢ドライバーは12人。過去10年で最多だった2013年の年間死者数と並び、最多ペースとなっている。

 カードは縦5・5センチ、横9センチの名刺サイズ。アクセルとブレーキの踏み間違いなど、高齢者の事故の特徴を基に「出発・停車時の運転操作の誤りに要注意」「交差点は要注意、確認・操作を慎重に」といった注意点5項目を箇条書きしている。車のドアの内側など目の届きやすい場所に貼り、運転前に確認してもらう。

 1~6月の県内の人身事故1762件のうち、高齢ドライバーが起こした事故は609件と約35%を占め過去10年の平均20・9%を大きく上回っている。

 同署の兼市望交通課長は「安全運転の意識を持てば防げる事故も多い。高齢ドライバーには運転前にカードを確認し、気を引き締めてほしい」と話している。