貴重な寺宝を見る拝観者ら=美波町奥河内の薬王寺

 美波町奥河内の四国霊場23番札所・薬王寺で2日、寺宝展(町など主催)が開かれ、約300人が普段は見られない仏像や絵画など15点を拝観した。

 3回に分けて寺の僧侶が案内した。本坊では、町有形文化財に指定された仏画「星曼荼羅(九曜星)」をはじめ、藍住町出身の日本画家佐竹藍川(1878~1952年)が描いた8組のふすま絵などが公開された。

 大師堂では、町有形文化財の仏像「真言八祖像」が開帳され、参拝客らが興味深そうに見入っていた。

 四国大文学部の須藤茂樹准教授(日本中近世史)による講演会もあり、約50人が寺所蔵の宝物についての解説に耳を傾けた。

 観光ボランティアガイド会日和佐の岸美津男さん(69)=同町奥河内=は「貴重な文化財を見ることができて良かった。町内外に広くPRしたい」と話した。