3日午前11時40分ごろ、阿南市熊谷町シル谷の路上で、市内の女性(78)が倒れているのを通行人が見つけ、119番した。女性は徳島市の病院に運ばれたが、意識不明の重体。阿南市消防本部は、熱中症になった疑いがあるとみている。この日の県内は強い日差しが照り付け、那賀町木頭出原と美馬市穴吹町で最高気温が35度以上の猛暑日となった。熱中症とみられる症状の搬送者も8市町で18人に上った。

 阿南市消防本部によると、同市熊谷町で重体となった女性は、農作業をするような服装で倒れていた。救急隊員が声を掛けても反応がなく、呼吸も通常より速い状態で、体全体が熱を帯びていた。

 この日、今季最高気温を更新したのは、猛暑日となった那賀町木頭出原35・3度と美馬市穴吹町35・2度をはじめ、美波町と海陽町33・7度、三好市池田町32・9度、同市東祖谷京上31・9度の計6地点。徳島市は32・2度だった。

 徳島市と三好市池田町、美波町、海陽町では2日夜から3日朝にかけて気温が下がらず、今年初めての熱帯夜(最低気温が25度以上)となった。