30日、県内は台風24号の影響で大荒れとなり、河川や岸壁、波止などは近付くのも危険な状態となった。台風通過後もしばらくは波風に気をつけ、安全な釣りを心がけたい。
[波止]<津田木材団地>28日、新町川河口右岸の岸壁は強い北風で多少のうねりがあり、釣りづらかった。7時から8時間半、キビナゴを餌にウキ釣りで阿波市の人が指幅2~3本のタチウオ40匹。同行の徳島市の人が同型を15匹。近くでも徳島市の人が同型を10匹。アタリが多くあったのは5ヒロ前後。付近ではルアーを使い2人で同型を15匹。周辺では40センチ前後のサゴシが回遊しており専門に狙っても面白いだろう。また、まれにだが指幅4~5本のタチウオも上がっているようだ。台風通過後は濁りで食いは落ちそうだが、今後も期待できそうだ。(県釣連盟報道部)
■コラム
<落ちチヌ>10月に入ると徳島市内から近い波止や岸壁などで、ウキフカセ釣りで本格的に落ちチヌが釣れ始める。23~30センチまでの小型が主体だが十分に引きを楽しむことができ、数も多く釣れる。まれに良型のアタリもあるため、多くの人が専門に狙いサオを出す。朝夕の時間帯がアタリも多くなりやすく、チヌなら大型といわれる50センチクラスが釣れる可能性も高くなる。
10月中旬くらいまでは水温も高く、日によって餌取りも多くなるため、刺し餌は何種類か用意したいところだ。短時間でも釣果が期待でき、チヌ以外にもさまざまな魚を釣ることができる。また、ウキフカセ釣りの中では低予算で楽しめるため、初心者にもおすすめだ。