徳島新聞社が県内有権者を対象に3~5日の3日間行った第24回参院選の電話世論調査では、比例代表の投票先を自民党と回答した人が34・6%に達し、民進党の10・8%を大きく引き離している。6月22、23両日に実施した序盤の世論調査に比べ、自民党は5・5ポイント伸ばし、与党が圧勝した2013年参院選時の32・7%も上回っている。民進党は序盤から1ポイント減らした。ただ比例の投票先をまだ決めていないと答えた人は42・4%に上り、有権者が終盤になってなお投票先に迷っている状況がうかがえる

 投票先は自民党、民進党に続き、公明党が序盤より0・6ポイント増の6・0%、共産党が3・2ポイント増の5・0%、おおさか維新の会が1・1ポイント減の3・6%、社民党が0・3ポイント減の0・2%などだった。

 前回参院選との比較では、民進党は旧民主党の12・3%から1・5ポイントの減。公明党は2・6ポイント減らし、共産党は0・6ポイント増やした。

 自民党は全ての年代から幅広く支持を集め、徳島、小松島両市や県西部などで浸透している。職業別では自由業や管理職、商工自営業、専業主婦の支持率が高い。

 民進党は全年代で自民党を下回り、鳴門、小松島両市や板野郡などで大きく水をあけられている。公明党は管理職や専業主婦の支持率が比較的高く、60~70代以上の女性では2桁に迫っている。

 共産党は農林漁業者で比較的支持が厚く、おおさか維新の会は20代や学生などの若年層で強い。

 ただ投票先について「分からない・無回答」とした回答が37・5%あり、この層の動向が情勢を変える可能性がある。

 一方、高知県では自民党34・5%、民進党12・4%、共産党8・6%、公明党8・2%、社民党1・7%、おおさか維新1・6%などだった。