中日は1日、谷哲也内野手(33)=徳島県つるぎ町出身=ら5選手に来季契約を結ばないことを伝えたと発表した。谷は現役引退の意向を示している。
谷は徳島県鳴門工高(現鳴門渦潮高)で2002年の選抜大会準優勝に貢献し、日立製作所を経て07年大学生・社会人ドラフト3巡目指名で入団。2年目の09年に1軍デビューを果たし、14年には自己最多の59試合に出場。昨季は53試合に出てプロ初本塁打もマークしたが、今季は代打での3試合出場に終わった。通算成績は2割1分、2本塁打だった。
ほかに通告を受けたのは、育成選手で元徳島インディゴソックスの山本雅士(23)、吉田嵩(22)と若松駿太(23)、西浜幹紘(25)の4投手。山本は14年ドラフト8位で入団し、通算3試合に登板したが、17、18年は育成選手契約だった。15年育成ドラフト2位の吉田は支配下登録はならなかった。