徳島県や経済団体などでつくる「とくしま農林水産物等輸出促進ネットワーク」は10月から1カ月間、米ロサンゼルスで県産農林水産物と加工品の販売やPRを行う「リサーチショップ」を開設する。消費者のニーズを調査し、新たな販路開拓につなげるのが狙いで、出展事業者を募集している。
ショップはロサンゼルスの大型量販店「MITSUWA」トーランス店内に設け、県産品を並べる。試食などを通じ、地元の買い物客に徳島の食を売り込む。開設期間は10月8日~11月6日。
県もうかるブランド推進課によると、米でのショップ開設はニューヨーク、シアトルに続いて3回目。これまでに水産加工品、イチゴ、酒類などを販売し、人気は上々だったという。
同課は「日本食への関心は高まっている。環太平洋連携協定(TPP)発効を見据え、積極的に米で県産品の販路開拓に取り組む」としている。
出品申し込みの締め切りは7月25日。問い合わせは県もうかるブランド推進課<電088(621)2414>。