兵庫県淡路市の一宮ボランティア連絡会に所属する10団体36人が7日、徳島市の四国大を視察し、学生らと交流した。四国大生が毎年淡路を訪れて住民と交流している縁で、初めて訪れた。
一行は、学生ボランティア活動支援室スーパーバイザーの日開野博・同大短期大学部教授から、1995年の震災後に四国大生が淡路で復興ボランティアに参加したのを機に、今も毎年淡路を訪れて交流を続けていることなどの説明を受けた。
その後、学内の施設「藍の家」で藍染を体験。同大の有内則子講師や学生に教わりながら、ハンカチ大の布を藍で染めた。
毎年、四国大生との交流会に参加している淡路市の長瀬浩平さん(82)は「いつも来てくれている学生の大学に来られてうれしい。藍染も楽しめて良かった」と満足そうだった。