定住自立圏の共生ビジョンについて話し合った懇談会=阿南市文化会館

 阿南市と那賀、美波の両町が結んでいる定住自立圏の協定に2017年度から牟岐、海陽の両町が加わることを受け、1市4町は8日、広域で行う地域づくり計画「共生ビジョン」(17~21年度)の策定に向けた懇談会を設置し、同市富岡町の市文化会館で初会合を開いた。事務局が遍路道などを活用した観光振興に取り組むことなどの素案を示した。

 素案は、医療や産業振興など15分野計37項目。保育所の広域入所や阿南市火葬場の市外利用者への使用料減免など、1市2町で行っていた事業に加え、遍路道と四国霊場を観光資源として誘客を図る計画を掲げた。観光名所や宿泊所を記したマップの作成や、ウオーキングイベントの開催などを行う。

 懇談会では、各市町の担当者ら25人を委員に委嘱し、会長に徳島大大学院の近藤光男教授(地域計画学)を選んだ。素案について13日から8月8日まで各市町がパブリックコメントを募り、同月19日の会合でビジョンを決める。