海難事故防止へ阿波弁で対策を呼び掛ける啓発チラシ=小松島市の小松島みなと合同庁舎

 徳島海上保安部や県内の海運業者、漁協などでつくる「徳島地区海難防止強調運動推進連絡会議」は、阿波弁で救命胴衣着用や船舶の点検の徹底を呼び掛けるチラシ(A4判)を作った。親しみやすい言葉で海難事故防止を啓発しようと、昨年に続いて企画。港湾関係者やレジャーで海辺を訪れる人に配る。

 2種類あり、救命胴衣の着用を訴えるチラシは「頼りになるんはライフジャケットじょ」と記し、着用する際の注意点などを説明している。出航前や運航中の安全確認の徹底を促すチラシは「不注意がようけあるでないで」として、気象情報の入手やエンジンの点検、見張りの徹底といったチェック項目を列挙している。

 保安部によると、2011年から5年間に県内で座礁や衝突などの海難事故に遭った船舶は123隻。このうち58隻はエンジンの故障や見張りの不徹底が原因で、未然に防ぐことができたという。