参院選「徳島・高知」選挙区で当選した自民現職の中西祐介氏は、徳島県内の自民支持層の85・1%を固め、無党派層の45・7%の支持を集めたことが、共同通信が10日に実施した出口調査(有効回答1445人)で分かった。野党統一候補の無所属新人大西聡氏は無党派層の得票を狙ったが50・8%にとどまり、無党派層の票を分け合ったことが、苦戦につながったとみられる。

 調査によると、中西氏は、公明支持層の74・7%も固めた。大西氏は民進の86%、共産の85・7%に加え、おおさか維新の59・7%を取り込んだ。年代別では、全年代で中西氏が上回った。

 無党派層を除く県内有権者の支持政党は、自民44%、民進10・3%、公明6%、共産5・3%、おおさか維新4・6%、社民1・3%、生活0・6%など。中西氏は有権者の半数を占める自公支持層を手堅くまとめ、大西氏は保守層を切り崩せなかった。

 一方、両者が接戦だった高知県(有効回答1365人)では、無党派層の62%を大西氏が取り込み、中西氏は33・4%にとどまった。年代別では40代以下で中西氏がリードする一方、50代以上では大西氏が上回った。