全日本都道府県対抗チャリティポケットビリヤード選手権大会でMVPを獲得した桐川さん=徳島市南末広町のスエヒロボウル

 徳島市末広2の会社員桐川誉司さん(34)が、「全日本都道府県対抗チャリティポケットビリヤード選手権大会」(日本アマチュアポケットビリヤード連盟主催)で最優秀選手賞(MVP)に輝いた。MVPは県勢初の快挙。桐川さんは「気心の知れたチームメートのおかげ」と喜んでいる。

 大会は1チーム5人で競う団体戦で「ビリヤード界の甲子園」とも呼ばれる。選手は一対一で戦って120点を先取した方が勝ちとなり、その勝利数で試合の勝敗が決まる。

 今回は和歌山市で開かれ、徳島を含む40都道府県から48チームが出場。前回大会を制した徳島チームは11位に終わったが、桐川さんは11試合で10勝を挙げる活躍を見せ、1283得点は全選手中最多だった。

 桐川さんは、自分以外のチームメートが前年の優勝メンバーだったため、大会前は「足を引っ張らないか」という重圧もあったというが「本番では余計なことは考えず、攻めの姿勢を貫いたのが良かった」と振り返る。

 桐川さんは18歳でビリヤードを始めて以来、週4回、3時間以上の練習をこなしてきた。キュー(手球を突く棒)の振りが大きく、豪快なショットが武器。2008年には個人戦の全国大会で準優勝しており「次は個人戦で全国優勝したい」と、10月に松山市で開かれる「全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会」を見据えている。