留学にかける思いを英語で訴える生徒=那賀町小仁宇の那賀高

 那賀町は本年度から、那賀高校(同町)が姉妹校提携しているオーストラリア・パース市のセントメアリーズ校への交換留学生の派遣費用を全額町費で負担する。これまでは全額自己負担だったが、「費用を心配せず、誰もが海外に挑戦できるように」と予算化した。13日には、派遣する生徒5人を決める初の英語スピーチコンテストが同校で開かれた。

 コンテストには、9人が参加。留学を希望する理由や現地でどのような体験をしたいかなどを身振り手振りを交えながら英語で熱弁を振るった。3年の丸田佳乃さん(17)は「ホストファミリーとして昨年受け入れた2人とまた会いたい。見聞を広め、将来は世界とつながる仕事がしたい」などと話した。

 坂口博文町長ら7人が審査し、今週中に決定する。

 町は引率教員2人の費用なども含めて関連予算150万円を2016年度当初予算に計上している。

 両校の交流は1993年度に始まり、隔年で相互訪問を実施。これまでは5~10人の希望者が自費で留学していた。

 昨年度はセントメアリーズ校から7人が那賀高に1週間留学し、生徒宅にホームステイしながら授業や人形浄瑠璃体験などで異文化交流を深めた。本年度は那賀高の5人が8月22~29日、セントメアリーズ校を訪れる。