食品表示Gメンの活動を視察する板東長官(左)=徳島市山城西4のキョーエイ沖浜店

 徳島県庁で大規模な試験業務を行っている消費者庁の板東久美子長官は14日、徳島市のレストランなどで、食品表示を監視する県の「とくしま食品表示Gメン」が調査している状況を視察した。

 板東長官は、県安全衛生課職員の食品表示Gメン2人と共に、徳島市南前川町3のホテル・パークウエストンを訪問。ホテル内のレストランでGメンが経営者や料理長から説明を受けながらメニューを確認し、記載された食材の産地が偽装されていないか、仕入れ伝票など関係資料の提示を受けてチェックする様子を見学した。

 長官は、同市山城西4のキョーエイ沖浜店でも、Gメンが徳島産の野菜や海産物を手に取り産地を確認する様子を視察した。

 視察後、板東長官は報道陣の取材に「食品表示適正化条例を制定し、Gメンの体制も充実していて非常に心強い。きちんとした形で食品表示行政に取り組んでいることがよく分かった」と話した。

 食品表示Gメンによる監視制度は、県が2012年度に導入。県職員77人が飲食店やスーパー、加工業者などを抜き打ちで訪れ、表示偽装がないかチェックしている。15年度には鳴門わかめの産地偽装をしていた2業者を発見し、是正指示につなげるなど、県は先進的な消費者行政の取り組みとしてアピールしている。