2018年3月末に休校する上那賀中学校=那賀町小浜

 那賀町教委は、同町小浜の上那賀中学校を2018年3月末で休校とし、同町延野の相生中に統合させる。16年4月から生徒の受け入れを停止した。過疎化に伴う生徒数の減少が理由で、平成の合併以前の旧上那賀町から中学校がなくなる。

 上那賀中の現在の生徒は2年生9人、3年生9人の計18人。04年4月に旧上那賀町が旧平谷、宮浜両中を統合して創設したが、生徒数は開校時の40人から減り続け、今後も増加が見込めないため、14年8月のPTA会議で相生中との統合を要望する決議をした。

 相生中とは部活動の種類が異なることなどから、生徒の負担に配慮して、在校生の卒業を待って休校とすることにしていた。

 谷浩行校長は「休校で地域が衰退することがないよう、残り2年間、地域に何か残せるような活動をしていきたい」と話した。

 上那賀中は15年度末までに150人の卒業生を送り出した。旧平谷、宮浜両中を合わせたピーク時の生徒数は1964年度の162人だった。

 平成の合併以前の旧50市町村でみると、中学校がなくなる旧市町村は美郷、一宇、海部、木沢に次いで5カ所目となる。