日本を代表する絵本作家五味太郎さんの原画を紹介する企画展「五味太郎作品展 絵本の時間」が16日、那賀町横石の相生森林美術館で始まった。8月28日まで。
動物園や研究室のある巨大客船をパステル調でユーモラスに描いた代表作「グレート・ワンダーシップへようこそ!」、迷路やなぞときが楽しい「ゲーム・ブックNO.1」など、1973年のデビュー以来の絵本原画119点を展示。子ども目線に寄り添った作品を描き続け、国内外で幼児から大人まで幅広い世代に愛されている”五味太郎ワールド“が堪能できる展覧会となっている。
長女(3)に五味さんの絵本を読み聞かせているという吉岡智絵さん=阿南市領家町=は「シンプルで優しい色使いで言葉にリズムもあり、読んでいて楽しい。原画を見れて子どもも喜んでいる」と話した。