「讃岐の晩餐会」で調理リーダーを務める西本さん=高松市の栗林公園

 高松市の栗林公園で開かれている劇団の野外公演と夕食を楽しむイベント「讃岐の晩餐会」で、徳島市籠屋町1の日本料理店「に志もと」の若おかみ西本美和さん(44)が調理リーダーを務めている。昨年参加した現地の料理塾で、瀬戸内国際芸術祭の来場者を想定した料理の企画が認められた。西本さんは「徳島の人もぜひ食べに来て」と呼び掛けている。11月5日まで。

 晩餐会は、瀬戸内国際芸術祭の夏期(9月4日まで)と秋期(10月8日~11月6日)の一環。パフォーマンス劇団「指輪ホテル」の公演を鑑賞した後、瀬戸内のタコやエビを使ったマリネ、オリーブ牛のローストなど、香川県産の食材を使ったコース料理を楽しむ。

 西本さんは老舗の料理屋に生まれ、修業を経て20歳から調理場に立つベテラン。さらに腕を磨こうと、昨年6月から芸術祭の総合ディレクター北川フラムさんらが講師を務める「瀬戸内『食』のフラム塾」を受講した。

 8回の講座を経て今年1月、受講生約80人が芸術祭を訪れる人に提供する料理を発表。西本さんのアイデアが晩餐会を監修する現代美術家EAT&ART TAROさんらに評価され、調理人4人を束ねるリーダーを任された。

 西本さんは「すごく勉強になった。学んだことを徳島でも生かしたい」と話している。

 晩餐会は期間中の土日祝日のうち18回行われる。午後3時40分に高松駅集合、同7時に同駅で解散。参加費8千円。希望日の10日前までにJTB中国四国高松支店<電087(821)3079>に申し込む。