瀬張り網漁でアユを捕獲する岩本さん=勝浦町星谷の勝浦川

 県内では勝浦川でしか行われていない伝統的なアユ漁「瀬張り網漁」が20日、始まった。解禁日は15日だったが、天候不順による増水の影響で延期されていた。

 午前6時半ごろから、組合員7人が一組になって勝浦町星谷の星谷橋周辺で開始。30メートルほどの川幅いっぱいに張った網の底に木の枝で作った「モジ」と呼ばれる円すい形の筒を仕掛け、アユを筒の中へ追い込んだ。

 約1時間で20キロほどを捕獲した。体長は平均17、18センチで、例年とほぼ同じだった。組合員の岩本健二さん(76)=勝浦町生名=は「数があり、出来もまずまず。8月には、大ぶりのアユが期待できそう」と話していた。

 漁は10月20日から11月10日の産卵期を除き、年末まで行われる。