農業法人の関係者(左端)から説明を受ける学生=石井町の県立農林水産総合技術支援センター

農業法人の関係者(左端)から説明を受ける学生=石井町の県立農林水産総合技術支援センター

 徳島農業法人を紹介するイベント「徳島の農業法人を知ろう 語ろう」(県農業法人協会、県主催)が20日、石井町石井の県立農林水産総合技術支援センターであり、1次産業に興味を持つ県立農業大学校生や城西、三好両高校生計70人が参加した。

 鳴門や海陽など6市5町から米や野菜、花苗の栽培、養鶏などの16法人が参加し、ブースを設けた。樫山農園(小松島市)のブースでは、職員がハイテク機器を使った栽培について説明し「今の農業はかなり機械化され、頑張れば収益も十分ある。31歳で家を建てた職員もいる」と語り、学生の興味を引いた。

 学生は求められる人物像や職場の環境などを熱心に質問していた。就職活動中の農大2年の近藤立樹さん(21)は「いろんな法人の話を聞き、幅広い選択肢があると実感できた」と話した。