沖縄戦の様子を伝える写真が並ぶ資料展=徳島市雑賀町の県戦没者記念館

 徳島市雑賀町東開の徳島県護国神社にある県戦没者記念館で23日、太平洋戦争末期の沖縄戦をテーマにした資料展が始まった。31日まで。入館無料。

 県遺族会が企画し、沖縄県平和祈念資料館(糸満市)から借りた資料など約60点を展示。米兵に撃たれ息絶えた女性や、収容所に向けて歩かされる数十人の住民など、戦地の悲惨な様子を伝える写真約30枚が並んでいる。

 徴兵検査に来るよう求める出頭状の複製、沖縄戦を体験した地元住民の証言を集めた冊子やビデオもあり、来場者は真剣な表情で見入っていた。

 家族3人で訪れた論田小6年の井岡和輝君(12)は「過去にこれほどひどいことが起きていたと知り、戦争は二度としてはいけないと感じた」と話した。