記念茶会を楽しむサギノー市民ら=米サギノー市の阿波鷺能庵(訪問団提供)

 姉妹都市の米サギノー市を訪れている徳島市の親善訪問団(団長・森住博市国際交流協会長、21人)は23日(日本時間24日)、両市の友好のシンボルとして設けられている茶室「阿波鷺能(サギノー)庵」で、建設30周年を記念した茶会を開いた。

 茶道裏千家淡交会徳島支部の会員ら10人がお点前を披露した。サギノー市民ら約150人に和菓子やお茶を振る舞った。日本文化に興味があるというカリー・ブラウンさん(54)は「平和を感じられる雰囲気がとても素晴らしい」と喜んでいた。

 森住団長は「多くの人に日本文化や徳島のことを知ってもらえるいい機会になった」と話した。

 阿波鷺能庵は市中心部の日本庭園内にあり、数寄屋造り風の木造平屋約170平方メートル。1986年5月に完成した。サギノー市が庭園内の土地を提供し、建設費約1億3千万円は両市民の寄付などで賄った。

 訪問団は22日、デニス・ブラウニング市長を表敬訪問したほか、歓迎夕食会に参加し交流を深めた。24日から2日間、サンフランシスコで観光するなどした後、日本時間27日に帰国する。