任期満了に伴う徳島県つるぎ町議選(定数12)は、11月6日の告示まで1カ月となった。定数が現行の14から2削減されて初めての選挙で、徳島新聞の取材では現職12人と新人1人が立候補の意向を示している。さらに別の新人1人が出馬を検討しており、1、2人超の選挙戦となる公算が大きい。

 地区別の内訳は、貞光5人(全て現職)、半田6人(現職5人、新人1人)、一宇2人(全て現職)。党派は現職12人が無所属で、新人は共産。

 このほか貞光地区で無所属の新人1人が出馬を模索。半田地区と一宇地区で現職各1人が引退を表明した。

 各陣営は9月に入って支援者へのあいさつ回りを始めるなど、選挙戦への準備を進めている。

 町では少子高齢化対策をはじめ、企業誘致による雇用創出や観光振興などへの対応策が問われており、これら課題に対する論戦が期待される。

 立候補予定者説明会は17日、届け出書類の事前審査は24、25の両日、いずれも町農業構造改善センターで行われる。

 9月3日時点の有権者数は8181人(男3756人、女4425人)。