徳島県や県内の経済団体などでつくる「とくしま農林水産物等輸出促進ネットワーク」は26日、台湾の百貨店で県産品のPR活動を始めた。県が重点輸出先と位置付けている台湾で県産品の知名度を高め、販路拡大につなげる。
台湾で高い集客力を誇る台北市の太平洋そごう忠孝店で同日から開かれている「2016年夏 日本全国物産展と観光展」に即売ブースを出展。徳島から参加した11業者が卵やちりめん、シイタケ、ワカメなどを並べ、買い物客に試食を勧めながら、積極的に売り込んでいる。
PR活動は同展が開かれている8月9日まで。県の担当者によると、生鮮食品だけでなく乾物類や菓子も人気という。