優勝旗を手に行進する足代ナイン=午後0時15分、徳島市のJAバンク徳島スタジアム

優勝旗を手に行進する足代ナイン=午後0時15分、徳島市のJAバンク徳島スタジアム

 第57回徳島新聞社こども野球のつどい(県軟式野球連盟、県スポーツ少年団、徳島新聞社主催)最終日は27日、徳島市のJAバンク徳島スタジアムで決勝を行い、足代(東みよし町)が2ー2(タイブレーク4ー2)で羽ノ浦(阿南市)を破り、5年ぶり2度目の優勝を飾った。

 試合は1点を先取された足代が六回表に2長打を絡めて2点を奪い、逆転。羽ノ浦は六回裏に1点を返す意地を見せ、タイブレークにもつれこんだ。タイブレークでは足代が安打を重ねて4点を奪い、羽ノ浦は2点を取ったものの一歩及ばなかった。

 閉会式では、足代の藤中温人主将に優勝旗が手渡され、足代、羽ノ浦の両ナインにはメダルも贈られた。全員がメダルを胸に、スタジアムを元気よく行進。応援に駆け付けた保護者らからは「よく頑張った」「おめでとう」とねぎらいの言葉が掛けられた。

 大会は115チームが参加して、10日に開幕。選手たちは9日間にわたって、同スタジアムや同市の吉野川南岸グラウンドで熱戦を繰り広げた。