徳島労働局は27日、県内主要企業の2016年の夏季連続休暇日数は前年と同じ平均5・1日だったと発表した。最長は日亜化学工業(阿南市)など製造業2社の10連休(8月6~15日)で、前年より1日長い。最長が10連休以上となるのは3年ぶり。

 製造業、非製造業各10社を対象に調べた。20社全てに3日以上の連続休暇があり、10連休に次いで多かった6連休が4社(製造業2社、非製造業2社)、5連休が6社(4社、2社)だった。

 今年から8月11日に設けられる「山の日」を含めて連休を設定している企業は11社(7社、4社)に上った。

 労働局が企業名を公表したのは日亜化学だけで、残る19社は非公表。

 労働局雇用環境・均等室は「仕事と生活の調和を図るためにも、年次有給休暇を活用するなどして、まとまった休みを取ってほしい」と呼び掛けている。