木下賢功氏

 2019年春に予定されている徳島県議選・美馬選挙区(定数2)に新人の木下賢功(たかのり)氏(28)=会社役員、美馬市脇町木ノ内=が6日、立候補する意向を明らかにした。自民党県連に公認申請する予定。

 木下氏は地方創生を政策の柱に据え、地域公共交通の利便性向上やもうかる農業の実現、河川・道路整備の推進などを公約に掲げる。「子どもたちにとって希望ある未来を切り開けるよう活動したい」と話した。

 木下氏は10年に大阪学院大を中退して保険会社に入社。14年から保険代理店の代表取締役を務める。17年から自民党徳島県美馬市第1支部長。木下功県議(美馬第1選挙区)の四男で、功氏は今期限りで引退する。

 美馬選挙区は、美馬第1(美馬市、定数2)と美馬第2(つるぎ町、同1)の両選挙区を統合し、定数を計3から2に減らした。