音楽に合わせてチームで一つの書道作品をつくりあげる「第4回イオンモールカップ高校書道パフォーマンスグランプリ」の県予選が6日、徳島市のイオンモール徳島であった。徳島商業、鳴門両校の書道部員が躍動感あふれる筆さばきを披露し、腕前を競い合った。
徳島商は12人、鳴門は18人が出場。生徒たちは各10分間の持ち時間に、縦3・5メートル、横5・3メートルの巨大な紙に全身を使って筆を走らせ、「追求」「絆」といった文字を書き上げた。
書家の玉城乾香(けんこう)さん(69)=石井町=ら3人が文字の美しさや紙面構成などを審査。鳴門が優勝し、来年1月に岡山市で開かれる決勝大会出場を決めた。鳴門高2年の新居奈々花さん(16)は「決勝大会で良い結果を残せるように引き続き、練習に励みたい」と喜んでいた。