キュウリに祈祷札を詰める檀家=阿南市の善修寺

 土用の丑の日の30日、無病息災を祈る「キュウリ加持祈祷」が阿南市新野町広重の善修寺であり、参拝客約150人が無病息災を願った。

 「健康増進」や「家内安全」などの願い事や治したい病名などを、檀家有志が札に書き入れ、キュウリに詰め込んだ。広瀬善教住職(73)が数十本のキュウリを観音堂にまつり、祈祷した。

 約30年前から通っているという近藤光雄さん(83)=那賀町和食、大工=は「いろいろけがもしたけど、元気でいられるのは祈祷のおかげ」と話していた。

 キュウリ加持祈祷は、弘法大師が村人の病気をキュウリの中に封じ込めて直したという言い伝えに由来。善修寺では約500年前から続いている。