阿南市見能林地区で始まった早場米の稲刈り=同市中林町

 早場米の産地・阿南市見能林地区で1日、稲刈りが始まった。今年は台風の影響がなかったため順調に稲が育っており、開始時期は例年並み。収穫作業は8月いっぱい続く。

 同市中林町大切の粟飯原勝さん(46)方では、約32ヘクタールで極わせ品種のハナエチゼンと主力品種のコシヒカリを栽培している。この日稲刈りを始めたのはハナエチゼンで、家族5人が午前8時から作業を始め、高さ約70センチに育った黄金色の稲穂をコンバインで次々と刈り取った。

 粟飯原さんは「天候に恵まれて品質も申し分ない」と話した。コシヒカリの稲刈りは8月中旬から。

 JAアグリあなんによると、見能林地区では約190戸が約214ヘクタールで米を生産しており、県内や京阪神を中心に例年並みの約3千トンの出荷を見込む。出荷価格は30キロ当たりコシヒカリが5千~6千円、ハナエチゼンが5千~5500円と、いずれも昨年より500円ほど高値になる見通し。