新聞紙をかき集めてキャラクターを作った参加者=神山町上分の旧上分中

 武蔵野美術大(東京)の学生が神山町の住民と協力し、子どもに芸術の楽しさを伝える恒例行事「カミヤマート」が7月30、31の両日、同町上分の旧上分中学校であった。

 テーマは「開校!神山アカデミー」。廃校に新たな芸術学校を開くとの想定で、学生18人と町内外の親子連れ45人が八つのアート作品を制作した。カップ麺の容器と段ボール紙に好きな絵を描いて学生帽を作ったり、体育館に散らした新聞紙を全員でかき集めて学校のキャラクターを造形する「掃除アート」を楽しんだりした。

 富田小6年の副島瑚々奈さん(12)は「みんなで力を合わせて世界に一つの学校ができた」と笑顔だった。

 同大生は16年前から毎年、芸術と運動を融合させた「アート運動会」やファッションショーなどを企画している。4月から準備をしてきた芸術文化学科1年の小林南実さん(19)は「子どもたちから私たちがパワーをもらえた」と話した。