ツツジの枝先を刈る城西高神山分校の生徒=神山町神領

 城西高校神山分校(神山町)の生徒が住民から仕事を有償で請け負う集落修繕事業「孫の手プロジェクト」が3日、スタートした。生徒20人が造園や農業の専門技術を生かし、8日までに同町内の4軒で庭の手入れや畑の草抜きを行う。

 この日は、造園土木科と生活科の1~3年生4人が、高齢で庭の手入れが難しくなった坂口晴代さん(78)=神領=宅を訪問。午前9時から午後4時ごろまで、坂口さんの要望を聞きながらツツジやモミジ、フジの枝切りに汗を流した。

 造園土木科3年の西崎和樹さん(17)は「楽しみながら作業でき、アルバイトをしているというきつさを感じなかった」と話した。坂口さんは「庭がさっぱりした」と喜んでいた。

 町の地方創生に取り組む一般社団法人・神山つなぐ公社が企画した。過疎化や高齢化で手入れが行き届かない家屋の荒廃を防ぐとともに、若い人材を育てるのが目的。今回は夏休み限定で実施し、希望した生徒が公社のアルバイトとして取り組む。