医師から院内の設備について説明を受ける生徒ら=那賀町の相生包括ケアセンター

 医療関係への進学や就職を考えている高校生に、地域医療の現場を体験してもらうツアーが5日、那賀町大久保の相生包括ケアセンターなどであり、10校の1~3年生43人が参加した。

 包括ケアセンターの三橋乃梨子医師は、医者という職業を「医学知識と医療技術を用いて、人を喜ばせる仕事だ」と紹介。医療と保健、福祉が一体となり、高齢患者らが住み慣れた町で最期まで過ごせる社会を目指す「地域包括ケアシステム」の取り組みについて説明した。

 この後、コンピューター断層撮影(CT)の検査装置やレントゲン室、デイケアルームなどを見学した。富岡西高2年の藤田アビゲイルさん(16)は「医師だけではなく看護師や保健師らが連携して、病院が運営されているのが分かった。『国境なき医師団』を目指し、勉強したい」と話した。

 徳島市の県立中央病院では、ドクターヘリや最新の治療設備を見学した。