本番さながらの乱舞が繰り広げられた前夜祭の最終リハーサル=アスティとくしま

本番さながらの乱舞が繰り広げられた前夜祭の最終リハーサル=アスティとくしま

 徳島市の阿波踊りの開幕前日に開かれる「選抜阿波踊り大会前夜祭」(市観光協会、徳島新聞社主催)の最終リハーサルが8日夜、同市のアスティとくしまであり、有名連33連の約700人が本番さながらの豪華な乱舞を繰り広げた。

 県阿波踊り協会17連による第1部と阿波おどり振興協会16連による第2部、両協会合同のフィナーレを本番と同じプログラムで行った。演出担当者は踊り子の動きをチェックし、舞台構成や照明なども入念に確認した。

 県阿波踊り協会は、終戦間もない頃の踊りを再現。現在の踊りと対比させることで、戦後70年の踊りの変遷を表現する。阿波おどり振興協会は、阿蘇山の清流をイメージした女踊り「山清水」を披露し、熊本地震の被災者らにエールを送る。

 選抜阿波踊り大会前夜祭は11日午前11時と午後3時、同7時の3回、アスティとくしまで開かれる。