山の日の登山者に配られるタオルのデザイン

 新しい祝日「山の日」(8月11日)が設けられたのを記念し、剣山観光推進協議会は、西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)に自生する高山植物キレンゲショウマをあしらった特製タオルを作った。山の日の当日、剣山登山記念品としてプレゼントし、山の環境保全などを訴える。

 キレンゲショウマは剣山に群生地があり、2014年に亡くなった高知県出身の作家・宮尾登美子さんの小説「天涯の花」に描かれたことで、広く知られるようになった。

 記念タオルは、高級品として有名な今治タオル製で縦85センチ、横33センチ。薄黄色のキレンゲショウマの絵と、登山口の剣神社近くに建つ「天涯の花」の記念碑に刻まれた宮尾さん直筆の「さわやかな月光の花は 凜として気高い」の一節を印刷している。

 11日午前8時から、観光登山リフト西島駅から約20分歩いた「刀掛の松」前で、先着100人に配る。雨天時は西島駅に変更する。

 推進協議会は「“の恩恵に感謝する日”である新祝日の施行が、希少な高山植物が生息する剣山の環境保全への意識啓発につながってほしい」としている。