戦艦大和の図面に見入る来場者=小松島市立図書館

 太平洋戦争末期、沖縄に向かう途中で米軍に撃沈された旧日本海軍の戦艦「大和」の図面を紹介する展示会が、小松島市小松島町の市立図書館で開かれている。21日まで。

 大和の元乗組員でつくる「戦艦大和航友会」会員の石上清文さん(91)=兵庫県淡路市=が戦友から譲り受け、保管している8点を展示。横約3メートル、縦約0・9メートルの側面図(縮尺100分の1)や、主砲と対空砲の位置を精密に描いた平面図(同)のほか、石上さんが大和に乗艦していたことを証明する経歴書などが並ぶ。訪れた人は興味深そうに見入っていた。

 同市中郷町西野の滝畠保廣(やすひろ)さん(66)は「溶接の仕事をしていたので、どんな構造なのか興味があった。現代のような設備がない時代に、こんな大きな船を造っていたのか」と驚いていた。

 住民グループ・たつえ歴史教室が講座「戦後71年の記憶」の一環で開いた。

 メモ 午前10時~午後5時。月曜休館。無料。問い合わせは市教委生涯学習課<電0885(32)2700>。