親水公園で開花した「大賀ハス」=板野町那東

 20種類以上の花木や草花を楽しめる「親水公園」が板野町那東の松谷川沿いに完成し、地元住民やお遍路さんに親しまれている。環境ボランティア団体「那東やまびこ会」が管理しており、7月上旬からは、古代ハスが大輪の花を咲かせ訪れた人の目を楽しませている。

 堤防に面した約250平方メートルの敷地に池が二つある。池に古代ハスやスイレン、ショウブなどが植えられているほか、敷地内にはサツキやアジサイ、クチナシなど多数の花木があり、那東やまびこ会のメンバーが水やりや除草をしている。

 古代ハスは、県立埋蔵文化財総合センター・レキシルとくしま(同町犬伏)から譲り受けた大賀ハスで、8月に入っても早朝から正午ごろまで5~10輪が直径20センチの花を咲かせている。

 四国霊場3番札所・金泉寺の奥之院「愛染院」の南に位置し、4番札所・大日寺へと続く遍路道に面している。休憩小屋も設置されており、お遍路さんが美しい花々に目をやりながら足を休めてもらえる場にもなっている。

 公園は、県が河川改修工事に合わせて整備し、移管された町が那東やまびこ会に管理を任せている。

 やまびこ会の近藤昌憲会長(84)は「子どもの遊び場やお遍路さんの休憩場所として親しまれるよう管理を続けたい」としている。