藍住町民が寄せ書きした日の丸を掲げ、松友組に声援を送る応援団=リオデジャネイロ

 リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルス1次リーグで松友美佐紀選手(24)=藍住町出身=と高橋礼華選手(26)のペアが3連勝し、リーグの1位通過を決めた13日、試合会場の観客席では、松友選手の父伸二さん(53)=同町住吉、会社員=らが、町民のメッセージが書かれた日の丸を高々と掲げて快進撃を喜んだ。

 松友組は付け入る隙を与えない試合運びで、世界ランキング1位の貫禄を示した。観客席では「金メダルに近づく勝利だ」との声が上がり、「頑張れ松友美佐紀選手 目指せ金メダル」と大書した日の丸(縦2メートル、横2・7メートル)が大きく揺れた。

 日の丸には、藍住町民約千人分の署名や激励のメッセージが寄せ書きされており、7月4日の壮行会で松友選手に贈られた。伸二さんは「皆さんの期待と応援が力になったと思う」と感謝を口にした。

 松友組が所属する日本ユニシス・バドミントン部女子チームの小宮山元監督(33)は「3試合を通じてミスが減り、特に松友の動きが良くなった。次の準々決勝は対戦相手のレベルが一気に上がるので気を引き締めて」とエールを送った。

 徳島県内で応援した松友選手の母校の徳島中バドミントン部員は、一戦一戦力強さを増す先輩のプレーに目を輝かせた。

 自宅でテレビ観戦した樋口結羽(ゆう)さん(14)=3年=は「ネットの前でシャトルをさばく技術がさえ渡っていた。勝ち進んでいくのはすごくうれしい」。吉岡壮馬さん(14)=同=は「さらに勢いを加速させ金メダルまで突っ走ってほしい」と話した。