神踊りを奉納する氏子=徳島市上八万町の宅宮神社

 徳島市上八万町上中筋の宅宮神社で15日、県指定無形民俗文化財の神踊りが奉納され、地域住民が五穀豊穣や悪病退散を祈願した。

 神事の後、手作りの花がさと、そろいの浴衣を身に着けた5~77歳の氏子33人が太鼓や歌に合わせて踊りを披露。手に持った扇を振りながら軽やかな足さばきを見せると、見物客はしきりにカメラのシャッターを切っていた。

 神踊りは平安時代末期に始まったと伝えられ、氏子を12地区に分けて毎年持ち回りで奉納している。今年は田中地区が担当した。

 森住孝義さん(65)=吉野川市鴨島町森藤、無職=は「4、5回見ているが、地区によって特徴が違って面白い」と話した。