タイムカプセルに詰めた思い出の品を懐かしそうに見る卒業生=美波町の由岐中体育館

 1987年3月に美波町の由岐中学校を卒業した住民らが13日、母校に集まり、校舎近くに埋めたタイムカプセルを約30年ぶりに掘り出した。

 卒業生50人のうち28人が、当時の教員ら4人と共に体育館に集まった。前日に男性8人が掘り出しておいた繊維強化プラスチック(FRP)製のカプセル(65センチ四方)には教科書や書道作品、寄せ書き、作文、自分に宛てた手紙などが入っており、卒業生は当時を懐かしみながら、思い出話に花を咲かせていた。

 タイムカプセルは、由岐中の現校舎が87年2月に完成したのを記念して同年3月に埋めていた。

 開封は30年後を予定していた。お盆には多くの人が帰省することから半年余り早め、森下浩生さん(45)=和歌山市、会社員=ら5人が実行委を立ち上げ、参加を呼び掛けていた。