校舎をバックに「木頭踊り」を披露する児童=北川小グラウンド

 那賀町木頭折宇で15日、「奥木頭ふるさとまつり」があった。来春での休校が決まっている北川小学校が初めて会場になり、盆踊りの歌い手も同校児童が務めた。近くの川ではアメゴのつかみ取りもあり、静かな山里に子どもたちの歓声がこだました。

 同校グラウンド中央にやぐらが組まれ、2年の岡田柚子波(ゆずは)さん(7)が祖母の太鼓に合わせて、江戸時代から伝わる民謡「五つ拍子」を熱唱した。他の児童3人も住民らと共に、うちわを巧みに操りながら「木頭踊り」を披露した。

 まつりは、田舎暮らし体験で町を訪れている明治学院大の学生や兵庫県の児童、高知大の留学生らも参加。露店出店や準備などに協力し、盛り上げた。

 岡田さんは「歌はおばあちゃんに教えてもらった。疲れたけれど、一生懸命できた」と笑顔を浮かべた。

 住民らがつくる「奥木頭さとづくり協議会」が主催。母校での思い出を残してもらおうと、従来の北川グラウンドから会場を変更した。