機械を使って浜葱の苗を植える生産者=松茂町豊岡

 JA大津松茂(鳴門市)と松茂町がブランド化を目指す新品種の白ネギ「浜葱」の苗の定植が17日、同町内で始まった。

 同町の8戸が計50アールで栽培している。同JA松茂支所ネギ部会長の土佐和恵さん(73)=豊岡=の15アールの畑では、家族が幅約30センチ、深さ約30センチの溝を掘り、長さ15センチ前後の苗を機械で植えた。

 白く柔らかい部分が長くなるように9月以降、ネギが伸びるのに合わせて根元を埋める「土寄せ」を3回行い、12月中旬ごろから2月下旬にかけて収穫する。2014年度から栽培を始めた土佐さんは「栽培のこつが分かってきた。昨年よりも太くて甘いネギを出荷したい」と話した。

 浜葱は、なると金時の裏作として県などが推奨する白ネギ「ふゆわらべ」で、JA大津松茂は15年度から松茂町産にブランド名を付けて普及を図っている。JAによると、本年度は昨年度並みの20トンの収穫を見込んでおり、主に県内や関西に出荷する。