大勢の来場者でにぎわう「徳島ビジネスチャレンジメッセ2018」=徳島市のアスティとくしま

 徳島市のアスティとくしまを主会場に11日開幕した「徳島ビジネスチャレンジメッセ2018」(同実行委主催)。出展した県内外の206社・団体は創意工夫をこらした新製品やサービスを紹介し、県内外から訪れた企業関係者らと商談を進めた。
 
 会場には、ものづくり産業、情報産業、医療・介護・健康、食品などの13ゾーンに224ブースが設けられ、デジタル3D技術で製造した入れ歯や、藍を使った食品など多彩な製品が並んだ。各企業の担当者は来場者にパンフレットや試作品を見せて製品をPRしたり、試食を勧めたりして売り込んだ。

 開会式では、徳島発の新たなビジネスの育成を目指す「ニュービジネス支援賞」の受賞企業・団体が発表された。大賞は、徳島大発ベンチャー「Smart Laser&Plasma Systems(スマートレーザー・アンド・プラズマシステムズ、徳島市)の「最先端レーザー計測機器の研究開発・販売事業」、優秀賞には家屋解体会社・フクブル(同)のビル解体用の新型重機「スパイダーロボ」が選ばれた。