阿波市の野崎國勝市長と吉野川市の川真田哲哉市長が、県市町村職員共済組合の組合会に出席する際、公用車を使い、交通費がかかっていないにもかかわらず、組合から費用を受け取っていたとして、数年分を返還していたことが18日、分かった。返還額は野崎市長が2万4435円、川真田市長が1万6540円。

 返還したのは、野崎市長が2010年度と12~15年度の15回分、川真田市長が11~16年度の18回分。

 両市によると、両市長は公共交通機関や自家用車を利用せず、公用車で組合会に出席していた。

 自己負担がないにもかかわらず、組合から毎回、交通費として千円前後を現金で受け取っていた。両市は6月に市民オンブズマンとくしまに指摘され、過去数年分を調査。問題があったことを認め、8月9日に返金した。

 両市長は「報酬と思って受け取っていたので、交通費という認識はなかった。もっと十分に確認すべきだった」と釈明している。

 両市長は、組合の事業計画や予算、決算などを議決する組合会の議員で年2~5回出席している。川真田市長は05年から、野崎市長は09年から議員を務めている。