ベース・ウオールを使って投球練習する児童=阿南市の見能林小

 日本野球機構(NPB)は子どもたちに野球への関心を高めてもらおうと、阿南市見能林町の見能林小学校の校庭に、ボールを投げて練習するための「ベース・ウオール」を寄贈、設置した。各都道府県の小学校や公園などに1基ずつ建てていて、同校は18基目。

 ベース・ウオールはコンクリート製の壁で高さ2・3メートル、幅6メートル。ストライクゾーンの升目が3個と、左打ち、右打ちの2人の打者のシルエットが描かれており、1人でも投球や守備の練習ができる。

 8月上旬から、少年野球チームの見能林スポーツ少年団が練習に利用しており、渡邊一稀主将(12)=同小6年=は「作ってもらえてうれしい。活用して守備のフォームを固め、試合に役立てたい」と話した。

 野球の日本代表・侍ジャパンの一員となる人材育成を目指すNPBの「未来の侍プロジェクト」の一環。徳島県内では「野球のまち」による地域活性化を掲げている阿南市を選び、校庭の広さなどから見能林小に白羽の矢が立った。

 NPBは「多くの子どもたちに利用してもらい、野球の楽しさを知ってほしい」としている。