三好市が移住希望者向けに整備したお試し暮らし住宅=同市池田町シンヤマ

 三好市は、市外からの移住希望者が最長2カ月間滞在でき、移住についてじっくり検討してもらう「お試し暮らし住宅」を、同市池田町シンヤマに整備した。入居者にレンタカー代の一部を助成する制度も設ける。市の雰囲気や魅力を手軽に味わってもらい、移住を後押しする。

 住宅は、市が造成した分譲宅地「シンヤマ定住促進団地」の近くで、JR阿波池田駅から車で約5分の所にある。市が保有する築約20年の旧民間病院宿舎の2階部分を改修して、洋間(18平方メートル)2室を用意した。シングルベッドとユニットバスを備え付けている。

 入居者の共有スペース(69・4平方メートル)にはキッチンと和室(8畳)があり、テレビや冷蔵庫、洗濯機、電子レンジといった家電製品のほか、台所用品や食器類を完備。無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」も整備した。改修費用は約250万円。

 家賃は月2万4千円で、8月末ごろから募集を始める。10月から入居できる。レンタカー代は、滞在中の移動に役立ててもらうためで、5万円を上限として費用の2分の1を補助する。

 市が移住希望者のお試し住宅を整備するのは初めて。市地方創生推進課は「自然豊かな三好の風土や生活環境を知るきっかけにしてもらえたら」としている。