牟岐町沖の出羽島で22日、県内の小学生32人が海水浴などを楽しんだ。日本財団(東京)の「海と日本プロジェクト」の一環。
児童は出羽島港内の浅瀬で、住民と一緒に泳いだり友達同士で水を掛け合ったりして、夏の海に親しんだ。町観光ボランティアガイド会員による案内もあり、昔はカツオ漁が盛んで、戦後間もなくまで約1100人が暮らしていたことなど、島の歴史を学んだ。
羽ノ浦小3年の一上莉里奈さん(11)は「水がとてもきれいで驚いた。友達といっぱい泳げて楽しかった」と喜んでいた。
プロジェクトは若い世代に海への関心を持ってもらうと、財団や自治体が連携して進めている。