管制ミスを陳謝する高田1佐(左から2人目)ら=松茂町の海上自衛隊徳島教育航空群

 2015年4月、松茂町の徳島空港に着陸しようとした日航機が滑走路上の作業車に接近したトラブルで、運輸安全委員会が管制ミスに関する報告書を公表した25日、空港利用者は改めて不安を口にしながら「再発防止策を徹底して」と求めた。一方、管制業務を担う海上自衛隊徳島教育航空群は会見を開き、陳謝するとともに「信頼回復に努める」と誓った。

 海上自衛隊徳島教育航空群の会見では、司令部首席幕僚の高田哲哉1等海佐が「皆さまに多大なご迷惑およびご心配をお掛けしたことに対し、心からおわび申し上げる」と陳謝した。

 運輸安全委員会の報告書では、1人で管制業務を行っていた管制官が作業車の存在を忘れていたことがトラブルの原因だと指摘した。高田1佐は「管理体制に問題があった」と認め、再発防止策として、管制室内の計器にかぶせて滑走路の閉鎖を示す表示板を大型化したことなどを明らかにした。その上で「指導を徹底して信頼回復に努める」と神妙な表情で語った。